教育の特徴

創設以来、確かな学力と豊かな人間性の育成を教育の目標として追求し続けてきた愛知中学校では、他の公・私立中学にはない教育を展開しています。

標準時間数を大きく超える時間数の授業を展開し、反復学習ときめの細かい指導で基礎学力しっかりと定着させます。
国数英の3教科は中学3年間の復習と高校の学習内容への導入のための時間を確保し、高校へのスムーズな接続が可能となってます。

各授業では、学習内容への理解度を確認するために到達速度確認テストを行います。また、学習に対する意識を高め、集中力を養うことを目的に、授業後に演習形式の講習を実施し、さらなる学力向上を目指します。長期休暇中には、各学期で学んだことを復習し深めるための特別講習も実施されます。
また、英語検定・漢字検定の受検を学校全体で奨励し、自ら進んで学ぶ姿勢を育て、生徒の学習意欲の向上につながるよう指導
しています。

業後講習と課外活動に当てる曜日を分けるけることで、学習と部活動のバランスをとりながら授業後の時間を有効に使える環境を提供しています。授業の振り返りや演習を行う業後講習を火曜日と金曜日に、部活動や生徒会活動は月曜日、水曜日、木曜日に実施します。これによって、全員が、学習にも課外活動にもきちんと参加できるようになっています。学習と課外活動にめりはりを持たせ、生徒が主体的に諸活動に参加することを促しながら、武道両道を目指しています。約8割生徒が部活動に参加しています。

学んだ知識をより深化させ、実践に移す学習機会を設けています。
総合学習でのフィールドワークやプレゼンテーション、社会の授業で行う新聞の切り抜き学習、文化的発表会での教科の発表、弁論大会、英語プレゼンテーションコンテストなどを通して、日頃の学習成果をより実践的な形で発表します。3年生は総合学習の発表を「卒業研究」の形にまとめます。

カリキュラム

今、わたくしたちの国は、女性が母親として家庭で働くだけでは機能しなくなってきました。男女が互いに家庭を築き、等しく社会で働く時代に入ったのです。
したがって愛知中学は、男子校で培った教育を基に、6年後、大学の5教科入試に備えることができる男子・女子を育てます。
積極的に社会で働く、確かな目的意識を持った人材を育てるために「共学の進学校」として、生まれ変わったのです。

総合的な学習の時間

愛知中学校では総合的な学習の時間を、毎週金曜日の7限目に行っています。今年度から導入したiPadやプロジェクターなどのICTの機材を活かして実施しています。

1年生はSDGsの環境に焦点を当てて学習しています。2年生は職業研究をはじめとし、SDGsへ学習を広げ、3年生は各自で課題を見つけ卒業研究に取り組んでいます。

どの学年の取り組みもグループによる発表や、個人での発表とプレゼンテーションが必修となっています。3学期には全校生徒が集まって各学年代表によるプレゼンテーションも計画中です。

現在までの取り組みとしては、3年生を対象として外部講師による租税教室、1・2年生によるSDGsのゲームが行われました。

愛知中学校の総合的学習の時間は土曜講座で培った経験を活かし、充実した内容になっています。