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国際教養コースの生徒たちは、名古屋外国語大学の後藤希望先生の出張講義を受けました。講義では「英語を『道具』とすること」について、言葉の定義や後藤先生の経験からお話しいただきました。そして、社会で活躍することのできる人間になるために「教養」が必要であることを学ぶことができました。
また、ある英単語について、その意味を知っているだけでは十分ではなく、その語源を知ることは歴史を知ることにつながるというお話には、生徒たちも感銘を受けていました。
以下は生徒の感想です。
「『可能性を広げていくには興味のあることを深めて自分を表現する』という言葉が印象に残りました。自分を表現するために、まず日本語を正しく使えなければならないと思います。」
「自分を自由の身分にするために“学び”があるということを知り、今までその学びを軽く見て、面倒な存在としていることが恥ずかしく、もっと頑張ろうと思いました。」
「将来、英語を使ったことをしたいと漠然と考えていましたが、今日の講義を受けて、『このままではダメなのでは?』と思いました。私は今、“何のために、何を得るために”英語を勉強していて、“英語を道具に何をしたいのか”をもう一度じっくりと考えたいと思います。」
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今まで「国際 『教養』 コース」にいながら、その意味を漠然としかとらえていませんでしたが、改めて「教養」とは何なのかを考える機会となりました。生徒たちには、今回の講義で学んだ教養の大切さを意識しながら、今後の全ての出会いや経験を自らの糧にできるよう願っています。